回答:
冬の北海道といいますと、屋外はほぼ常に氷点下の世界です。従って、屋外の出掛ける際の服装は、防寒対策がかなり重要となってきます。気楽に考えていると、風邪をひいたり、最悪の場合には凍死することもあるので注意が必要です。そして、防寒対策の鍵を握っているのは、一番上に羽織るコート類ではなくて、一番下に着る肌着類なのです。最近の洋服屋さんでは、特に防寒を重視している肌着や、動くと熱を発するように出来ている肌着を販売しているので、これらの肌着を選ぶようにしておくことが大切です。この上からシャツやセーター、それにオーバーコートなどを着ると、屋外でもかなり温かく過ごすことができます。
肌着が重要だからといって、コートやブルゾンなどの上着はどうでも良いわけではありません。北海道の冬は寒い上に、雪も降ります。雪と一言で言っても、乾いた雪もあれば粉雪もありますし、水分を多く含んだ雪も降ります。その中でも、防寒対策にとって一番大切なのは、水分を多く含んだ雪に対する対策です。傘を差せばよいのですが、時には強風で吹き飛ばされることもあります。そこで、防水効果のある上着を着ておくことが大切です。また、雪で髪が濡れると、そこから風邪をひくことにもなりますから、フード付きの物が良いでしょう。